二部式・帯の作り方

 簡単に結べる二部式です 

         ★ 二部式の帯を作るようになるまでの道程 
    
  私は母の着物姿が大好きでした (^_-)-☆
 私も年お重ねると両手が後ろへ廻らない、悲しい事にウエスト辺りも大きくなり、 ポイント柄があるべきところ収まらない、、
などなど 厳し〜い現実を救ってくれたのが、この二部式帯です。 一つだけ嬉しい事は、この年になると着物もすっかり身体に馴染んで、
     気になる体型もカバーしてくれます。 結んでみると、それはそれは楽ちんで、すっかり虜になりました。20分もあれば着付けも大丈夫!!と言っても、最初は、帯を切る事に強い抵抗はありました。 で・・中古の名古屋帯を購入、即、実行です。
今では思い出の帯、高価な帯を除き、すべての名古屋帯はこの帯です お陰で着物着用の機会も増えました
 娘も着物が、大好きで時々着ていますが、この帯だと自分で着れる日も近い事でしょう

@
 
普通の、お洒落帯です
長さが4mあります
お太鼓になる部分・胴に二重に巻く部分・
手先になる部分と
3枚に切る事になります
A

@
は手先で70pです

Aは おたいこの部分で134pあります
B  
 
胴に巻く部分です
※おたいこの部分、手先の部分を切り取った、真ん中に なります
(ポイントの柄が大切!ぎりぎり、端に来ない様に切ること)
AとB3枚です 両側が切れてる状態です 
C     
 
@は手先になりますです(70cm)

Aのおたいこの切り口と,手先の切り口を、 縫い合わせ ます(切り口同士を)
D

縫い合わせたところ
青線が縫い合わせたところで、左側が手先、
右側がおたいこになります

E

表から見たところです 
F

胴に巻く部分で@は折り曲げている様子Aは広げています(つながってます) 

両端を△に切り落としています。
G

市販の腰ひもを半分に切りました。 
市販の紐でなくてもO.Kです
長さは65cm〜・・を2本用意
H

@は、△に、切り落とした状態
Aはひもを1本はさんで、縫い代を折り込、待ち針で留めます。
※△に切りとった方が、胴に巻いたとき、絞めやすいようです。
I

両側とも紐をはさみ、縫い上げたところ
J

左上の画像、おたいこの部分に,枕はこのように置き、背負うようになります。
もちろん胴に
I番を巻いた後ですが・・
もう1つ、左画面、右下、画像のように枕には、あらかじめ、帯揚げをかぶせ、ずれないようにゴムを通した方が良いですね
H

お太鼓を好みの大きさに整えます

余分な長さの,手先の分部は折り込む
I 

胴に巻く部分(左側)(もちろん二重に巻きます)とおたいこの部分(右側)になります。
  ※ 気を付けたい事 ※

 帯の長さも色々ですので,この長さは、 あくまでも参考にして、

 3枚に切る時は、見積もって、待ち針で
 印を付けてから切る事をお勧めします

 1枚作ると、あとは簡単ですよ
 
 この帯の長さは普通より長いようです。
 普通の寸法も参考までに

 たいこの部分・123cm
 手先の部分・55cm

 胴に巻く部分・82cm